先日は「UQモバイルの1,480円の内容」について書いた。
そしたらなんと「Y!mobile(ワイモバイル)」のプランにも1,480円という数字を見つけた。
1480円プラン、さてUQモバイルとどこが違うのかな?
「Y!mobile」の1480円とは
最近流れているY!mobileのCMは横浜流星の「親子deダンス」という掛け声で親子が講堂でダンスをするというもの。
桑田真澄とMatt親子登場はインパクトあり!アピール度はかなり高い。
「ワイモバ学割」は大容量12GBで1,480円!
「基本料金1,480円で、12GB使える」という事なんだろうが、何という太っ腹なんだろう。
普通、スマホの基本料金の最低プランは、1,500円~2,000円で、使える容量は、ほとんどが3GBだ。
基本料金も安く、使える容量は4倍!
…この半端ない金額を深堀りしてみた。
「1,480円」になるカラクリは?
簡単にいうと、1,480円にたどり着くまでに、3つの割引きが適用されるようだ。
新規契約の「新規割り」
2回線以上で「家族割り」
そして「ワイモバ学割」だ。
ワイモバ学割とは
その内容は「スマホベーシックプランM」を契約すると、「1年間1000円割引き」になる、というもの。
5歳以上18歳以下の人を対象に、スマートフォンの基本料金が加入月から最大13ヶ月間割引になるキャンペーン。※受付期間内(2019年11月29日~2020年6月1日)に契約し、5歳以上18歳以下の子供と同一グループの家族割引サービス加入で、家族も割引になる。
・新規契約、または他社からの乗り換え(MNP)
・スマホベーシックプランM(RでもOK)に加入
・5歳以上~18歳以下の子供と同一の家族
が条件。
スマホベーシックプランMの「基本料金」
「スマホベーシックプランM」の本来の基本料金は
・初月…3,680円
・2~7ヶ月…2,980円(新規割り)
・8ヶ月以降…3,680円
というちょっと変則的な料金となっている。
1人だけの契約では、この値段でおしまいなのだが、家族(2回線以上)が同じように新規(または他社乗り換え)で、契約すると、2回線め以降は「家族割り」が適用される。その家族の中に学生がいれば、さらに「ワイモバ学割」で家族全員が1000円の割引となる。
ただし、この結果導き出された「底値」ともいえる料金は、契約した「2~7ヶ月」の間だけ、という事だけは覚えておこう。
例えば…
例えば…父と子が新規で「スマホベーシックプランM」を契約すれば「ワイモバ学割」が適用される。※その他のプラン「スマホベーシックプランR」は対象だが「スマホベーシックプランS」は対象外。
(スマホベーシックプランMの基本料金3,680円)
・初月…3,680円※2回線めの方は2,180円を日割りするとあったのでも、もし主回線も日割りなら2,680円の日割り、かもしれない
・2~7ヶ月
3,680円⇒(新規割り-700円)=2,980円
2,980円⇒(ワイモバ学割-1,000円)=1,980円
・8ヶ月以降(「新規割り」が無くなる)
1,980円+700円=2,680円
・14か月目(「ワイモバ学割り」もなくなり本来の金額に)
2,680円+1,000=3,680円
(スマホベーシックプランMの基本料金3,680円)
・初月… 2,180円を日割り
・2~7ヶ月
3,680円⇒(新規割り-700円)2,980円
2,980円⇒(家族割引-500円)2,480円
2,480円⇒(ワイモバ学割-1,000円)⇒1,480円
・8ヶ月以降(「新規割り」が無くなる)
1,480円+700円=2,180円
・14か月目(「新規割り」が無くなる)
2,180円+1,000円=3,180円
結論:「1,480円」は、2回線め以降のワイモバ学割が適用された時の契約後2~7ヶ月の間(だけ)の基本料金。※8ヶ月後には、「新規割り」のサービスは無くなり、14ヶ月目には「ワイモバ学割」のサービスもなくなる。
よって…
14ヶ月目になると主回線の基本料金は、本来の3,680円に戻る。
2回線め(他家族)は、家族割り分の500円引かれた金額3,180円になる、という事だけは、覚えておいていいだろう。
容量12GBで1480円のカラクリ
本来「スマホベーシックプランM」の容量は9GBだ。
そこで「データ増量無料キャンペーン」(オプション)に申し込むと、1年間は無料で+3GB=12GB、使えるようになる。
これも、14ヵ月目以降は、500円/月となる。
なので、13ヶ月使って(12GBも必要ないので)このオプションは必要ないと思ったら、簡単に外せるものなのか?、違約金がかかるのか?、については、それらしい記述は見つけられなかった。
ただ「月途中の加入・解約の場合でも、月額料の日割り計算は行いません」とあったので…できるのかも?
※サイトを読んで、内容をまとめてみました。
日によってサービス内容が変わっていることもあります。
オンラインストアでは10/1より事務手数料を無料にするキャンペーンを開始!
送料や代引き手数料もこれまで通り、無料だそうだ。
Y!mobileのここがおすすめ!
格安スマホは、中身がシンプルで分かりやすい、というのが定番。
ワイモバは、さらに独自のサービスがいろいろある。
バックにYahoo!が付いていることもあるのだろう。
最近はペイペイがらみのサービスも追加されている。
それらを含めワイモバの魅力を以下にあげてみた。
Y!mobileプランの最大の魅力は「通話付き」!
Y!mobileの3プランS・M・Rにはいずれも、国内かけ放題(1回10分以内)の通話が付いている。
他メーカーのプランのほとんどが「通話」は「オプション」だ。
それはそれで、わかりやすいし、必要がない、アプリで足りてる、という人もいるだろうから、自分に合ったものを選ぶことができる、という意味では悪くない。
…が(個人的には)この値段で国内かけ放題(1回10分以内)が使えるのはかなり、魅力的だと思う。
Y!mobileは格安スマホの中でも特に人気がある。
たぶん、この「通話付き」プランは、選ばれる理由の一つだろうと思う。
さらに「解約料なし」
次々と新しい端末が出てくる。欲しくなるが、高い違約金を払ってまで使いたいか?…と考えると我慢してしまう。
だが、最近は各メーカーそれぞれ解約料の見直しが顕著だ。Y!mobileは(UQモバイルもそうだが)解約料なしだ。これはかなり、ありがたい。
さらに60歳以上でお得
Y!mobileには、「60才以上通話ずーっと無料キャンペーン」というものがある。
これは指定機種(かんたんスマホ)の購入、または持ち込みで、60歳以上の場合、国内通話がかけ放題の「スーパーだれとでも定額(1,000円)」の月額料が無料になる、というもの。
普通のベーシックプランは国内かけ放題(1回10分以内)。
だが、10分以上かけることが多い人にはオプションとして「スーパーだれとでも定額」は通話時間、回数無制限、の、かけ放題プランが用意されている。
60歳以上の人が、このプランを申し込むと(いろいろ条件があるが)、無料で10分以内を気にすることもなく、長電話も可能、という事だ。
paypayユーザーならさらにお得!
Yahoo!がペイペイとタッグを組んだ。
その結果、PayPayユーザーにとって、よりお得なサービスが次々と出てきている。
これは、見逃せないぞ。
〇ワイモバイル どこでももらえる特典…2019年12月23日~
⇒ワイモバイル スマホベーシックプラン契約で、PayPayボーナスライト 3,000相当を付与。
〇ワイモバイル スマホ契約特典…
⇒5のつく日(毎月5日、15日、25日)に、対象商品(端末)の新規・のりかえ(MNP)・機種変更(契約変更)申し込みで、2,555円相当のPayPayボーナスライトが貰えるらしい。
まとめ
「1,480円」というのは、どういった数字なのだろう。
UQモバイルにしてもワイモバイルにしてもたぶん、これが今できる最低ラインなんだろうな、と思う。少なくとも「安い」と思わせる数字であることは間違いない。
UQモバイルもワイモバイルも、学割、家族割りは、どちらも採用していて料金的にも似通っている。
大きな違いは通話料が「込み」か「込みでないか」だ。
この部分に関しては、当然Y!mobileの方に軍配が上がる。
ただ、この1,480円が2~7ヶ月という中途半端な期間がどうも気になる。長い目で見れば、UQモバイルの方が安くなるような気がするのだが…。
後は「12GB 」。
これだけ使えるのを喜ぶのは、動画をよく見るという若者だろう。だが、これも1年だけ、あと続けたかったら500円ずつ払う、という事になりそうだ。ま、3GB、500円なら安いかもしれないが…
この歳になると、9GBでも多いくらいだ。
後で支払いが増えるなら無理に12GBはいらないなぁ。
基本的に、Sプランは3G、Mプランは9Gなので、UQモバイルとほぼ変わりなしだ。
どっちがどうのとはいえないなぁ。
今回端末に関しては、時間の余裕がなかったので書けなかった。
あとで書けたら書くつもり。
ワイモバイルの公式HPの端末のページは、かなり選びやすくわかりやすい。
これは、かなり気に入ってる。
本体価格、割引価格、プランSで購入した場合の月々の支払額、が見やすいし、わかりやすいし、シュミレーションしやすいので一度見てみることをお勧めする。
尚、ほとんどのオンラインストアで購入すると事務手数料が、かからない。
店舗購入なら、まず取られる3,000円が、浮くということも忘れずに。