あおり運転の餌食にならないためにはどうすればいいのだろうか？

先日、あおり運転をしたあげく、ドライバーを殴って指名手配され、警察に囲まれると「出頭する」と騒いで、結局は逮捕された宮﨑容疑者。その後の調べで「前の車に妨害された」と供述していることが分かったらしい。

事実はわからないが、仮にそうだったとしても、高速で車を前に止めて停止させ、殴って怪我をさせることはないだろう。

映像から見る彼の行動に異常さに「まさか◯物やってないだろうね？」とカミさんが言っていたが…

そしたら2日目のニュースで『県警は、彼に薬物検査の必要があると判断した』と言っていた。マジか～。

あおられないためにどうすればいいのか

あおられないためにどうすればいいのか

あおり運転についていろんなサイトで、いろんなことが書いてあるが…

チューリッヒ保険会社のサイトに【ドライバー2,230人に聞いた！「あおり運転」の実態とその回避策とは？】というのがある。

それによれば…

あおり運転をされたきっかけ

あおり運転をされたきっかけトップ５は…

1位　車線変更をした…17.7％
2位　追い越し斜線を走り続けた…15.3％
3位　法定規則を守って走っていた…14.5％
4位　スピードが遅かった…12.1％
5位　追い越しをした…11.3％

これを見る限り、何れもそれほど大差がないような気がした。そして、こんなささいな事であおられるのか、と思うとため息が出る。

宮﨑容疑者は「前の車に妨害された」と言っていたらしい。
このように自分が妨害したつもりがなくても、相手がそう思ってしまう事はありうるだろう。

カっと頭に血がのぼり、妨害した車をあおる…というのは宮﨑容疑者でなくても結構あるかもしれない。

確かに、自分も若い時は、トロトロ走っている車をちょっとあおったこともある。
だがたいていは、よけてくれたら、それでOKだった。

止めて殴ろう、なんて思ったことは、ないな。
いちいち、止めるのめんどくさいし、時間がもったいない。
早く目的地に着きたいから高速使ってるわけだし…ね。

あおり運転を受けた時の対処法

万が一、あおり運転を受けたらどう対処するか…

「道を譲った」（57.0％）
「何もしなかった」（16.6％）
「路肩に停車した」（10.0％）

実際に「警察に通報した」人は、1.8％でかなり少ない、という結果に…。
※以上「チューリッヒ保険会社」参照　https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/research-road-rage/

確かに「あおられた」と自覚しただけでは、なかなか警察は呼べない。前の車が停車したり、事故になれば別だが、たぶん警察を呼ぶタイミングがよくわからない、ということではないだろうか。

私の場合は…
かなり猛スピードで近づいてきてパッシングを受けたら“ヤバいヤツかも”と思って徐行して、すぐ道を譲る。対抗意識を持っても無意味だし、相手にする必要はない。気が変わらない内にさっさと行ってもらうに限る。

相手が、怒って手が付けられなくなる前に、やり過ごせれば…と思うばかりだ。

警察庁のHPには具体的な方法も

警察庁のホームページには『車を運転する際は、周りの車の動きなどに注意し、安全な速度での運転を心掛け、十分な車間距離を保つとともに、無理な進路変更や追越し等は絶対にやめましょう』と書いてある。

具体的には…

・安全に停止できるような速度と車間距離を取って運転する。
・他の車の前方に割り込んだり、並走している車に幅寄せはしない。
・みだりに車線変更はしない。バックミラーや目視で安全確認をしてから変更すること。
・2車線以上の場合一番左の車線を通行する
・3車線以上の場合は、一番右側は追い越しのために空けておく