CGチームが大型連休に10連休を取るために始まった「働き方改革」のコーナー、今回は3回目。テーマは「日本で2番めに速い電車は?」だ。
いつものスタジオの片隅にあるテーブル。
そこで岡村とチコちゃんが休憩中というシチュエーションでこのコーナーは始まる。
チコちゃんが「岡村、長い休みが取れたら、電車に乗ってどこか旅行でも行ってみたくない?」と言うと、岡村は「寝台列車に乗ってみたい」という。
2番目に速い電車ってなあに?
チコちゃんが「…じゃあさ、日本で一番速い電車って何?」と聞く。岡村は「新幹線!」と答える。「じゃあ、日本で2番目に速い電車ってなあに?」と聞かれると岡村は「2番目?…阪急電車!」と答える。
チコちゃんは笑いながら「阪急?そんな速いわけないでしょ!…もっと特急名が出るかと思ったのよ…でもまぁいいわ、そんな風に生きていけばいいと思う、大丈夫」と、ちょっと投げやり。(このやり取りもパターン化してきた)
日本一速い電車は新幹線
新幹線にも様々な車両がある。その中で最も速いのは…
東北新幹線「はやぶさ」と「こまち」最高時速は320㎞。
ちなみに…
山陽新幹線「のぞみ」の最高時速は300㎞。
北陸新幹線「はくたか」と九州新幹線「つばめ」の最高速度は260㎞だ。
日本で2番目に速い電車は…
そして、日本で2番目に速い電車は、成田空港と上野を結ぶ在来線最速の電車「スカイライナー」で、最高時速は、160㎞。
スタッフは京成電鉄取締役で鉄道副本部長の田中亜夫さんに話を聞いた。
田中さんは「とても速いので、外国からの客で新幹線と間違える方や、車内でトイレに立ったら座っている時間より立っている方の時間が長くなった、という人がいる。新幹線を除けば、うちが1位です!」と笑顔で話す。
◯時速160キロでも車体を安定させる秘密
多くの在来線のレールの幅は「1067mm」だが、スカイライナーはこれより間隔が広い「1435mm」のレール(新幹線と同じ幅)を走っている。このおかげで高速でも安定して走ることが出来るらしい。
幻の成田新幹線とは
「スカイライナーが2番目に速く走れる電車になったのは成田新幹線という幻の計画があったから」と田中さんは言う。
1966年(昭和41年)、新東京国際空港(現在の成田空港)の建設決定に伴い、東京都心と成田を30分台で結ぶ「成田新幹線計画」が始まった。
駅の建設はすすめられたのだが、騒音や振動などを心配する沿線住民の反対などにより、工事は凍結。新幹線で直接成田空港に乗り入れすることが出来なくなった。
しかしその5年後(1988年)、新たな路線を作らず既にある在来線の線路を利用することで住民と合意する。
成田空港へ直接乗り入れを実現すべく、空港近くまで走っていた京成線とJRの在来線を延長する。しかもこの時、新幹線と同じ広い幅のレールを使用していたため安定した高速走行も実現できた。
こうして幻の新幹線計画からおよそ20年の時を経て、東京都心と成田空港を30分台で結ぶ時速160㎞のスカイライナーが誕生した。
スカイライナー効果で日暮里が世界のnipporiに
成田空港を出発したスカイライナーが東京に入って最初に停まる駅は「日暮里」。山手線への乗り換えが便利な事もあり、外国人旅行者の多くがここ「日暮里」で降りる。
つまり、スカイライナーのおかげで、外国人にとって日暮里が東京の玄関口というわけだ。
日暮里駅近くの繊維街の中の「あるお店」には多くのミャンマー人がいた。
実は、ミャンマーでは(ミャンマーの)民族衣装「ロンジー」を和柄で作るのが大流行していて、この店の買い物袋がステータスシンボルになっているという。ここにいた男性客も「この店の袋を持って帰るとミャンマーの人がとても喜ぶ」と話していた。
店長の浜口さんは「…生地屋がこんなに有名になるとは夢にも思ってなかった」と嬉しそうだ。
スカイライナーが江戸川を渡るVTRが流れ「今日もスカイライナーが外国の観光客を東京へ送り届けている…」というナレーションが終わる。
すると、突然キョエちゃんが現れ「チャラチャン、ズキュン、なんじゃこりゃ~!」と叫びながら通り過ぎた。
そのVTRを見終わった岡村「関係あらへんがな!」と笑う。
するとチコちゃんが「地元だから、キョエちゃん、江戸川だったの。通りがかりのキョエちゃん、出演お願いしました」と言う。(そ~いえば、きょえちゃんの別名「江戸川の黒い鳥」だった!)
そして「このスカイライナーも2027年にリニアモーターカーが開業すると、3位になってしまいます」と付け加えた。
※4月19日「チコちゃんに叱られる!」より抜粋・参照
まとめ
「リニア中央新幹線」を調べてみると…
・品川―名古屋(2027年開業予定)
・東京―大阪間(2045年開業予定)
とあった。
リニアモーターカーの世界記録603㎞/hだが、営業時の運転は時速500キロを予定している、とのこと。
・品川―名古屋 40分(「のぞみ」なら約1時間半)
・東京―大阪間 67分(「のぞみ」なら約2時間半)
とかなり早く着くようになる。
大坂までは無理でも名古屋なら乗れるかな?。
韓国人のCGスタッフが式場の下見で地元に帰るらしい
この「働き方改革コーナー」はCGチームが大型連休に10連休を取るために、彼らの仕事を減らすべく、なるべくチコちゃんの顔を撮らないようにカメラを回している。
なので「休みを取ることを前提にCGスタッフはこの連休どのように過ごす予定なのか」チコちゃんが聞いてきたことを岡村に話すのだが…
先週は10連休を利用してアメリカ旅行を計画しているCGスタッフの話をしていた。
今回は…
チコちゃんが岡村に「CGチームの中野さんに聞いたんだけど、韓国からきているスタッフの『ユミンちゃん』が地元の韓国で結婚式を挙げることになったので、この10連休を利用して式場の下見のために帰国する計画だそうですよ。」という。
そして「…人の幸せがかかっているから…その為にもこのコーナー、カメラさんには(チコちゃん)の顔を撮らないように、気を付けてもらいながら…」というと岡村も「そうしましょう」といった。
もしかしたら来週もこの調子でCGチームの連休の計画を報告するんだろうか(笑)。