ガチャガチャ
ガチャポン
ガシャポン
と言えば…
100円玉やコインを入れて回すとカプセル(カプセルトイ)が出てくるやつだ。(今は500円とか?)
欲しい物が出てくればラッキーだし、違うヤツなら悔しい思いをする、そんなわくわく感のある自販機だ。
そんな中、バンダイの「ガシャポン」がなんとキャッシュレスになるというニュースが入ってきた。
はたして、あのわくわく感は、健在なのだろうか…
その名も「スマートガシャポン」(SMART GASHAPON)
おもちゃメーカーで有名な株式会社バンダイが国内で初めて「キャッシュレス決済対応のカプセルトイ自販機」を4月から都内で本格稼働させた。
その自販機の名は「スマートガシャポン」。
表示されている5つの商品の中から欲しいものを選び、交通系電子マネーをかざし、ハンドルを回すとカプセルトイが出てくる、というもの。
これまでの(ほとんどの)ガシャポン自販機は、小銭がなければ使うことが出来なかった。
子供にせがまれても、近くに両替機がなければ、あきらめさせるか、わざわざカウンターを探してそこで両替してもらうしかなかったのだが、その手間がなくなる。
スマートガシャポンの使い方
ユーチューブで動画を見つけた。
「ショウカイジャー」さんの動画。
はじめて見たらしく、多少の戸惑いもあるが、わかりやすい。
動画アップは今年の2月になっている。
全国展開前にどこかに設置されていたのを見つけたのだろう。
右上に「60」からカウントダウンする数字がある。
これは、各作業ごとに60から動いているので、たぶん、それぞれのタッチを1分以内で終わらせなければならない、という意味だろう。
スマートガシャポンの特徴
お札や小銭を持たないキャッシュレスの時代に移行しつつある今の時代ならではの機能付きだ。
・交通系電子マネー決済
※将来的には2次元コード決済もできるようになる
・LTE通信機能で商品データを取得できる
・抽選ゲームを表示することもできる
使える交通系電子マネーは
全国の殆どの交通系電子マネーが使える。
・Suica(スイカ):JR東日本
・PASMO(パスモ):株式会社パスモ
・Kitaca(キタカ):JR北海道
・ICOCA(イコカ)JR西日本
・はやかけん:福岡市交通局
・nimoca(ニモカ):西日本鉄道
・SUGOCA(スゴカ):JR九州
・manaca(マナカ):名古屋市交通局
・TOICA(トイカ):JR東海
尚、現在は交通系の電子マネーしか使えないが将来的には、2次元コードも使えるようにすでに、自販機に用意だけはできているようだ。
2次元コード決済とは
2次元コードとは、主にQRコードのこと。
(ちなみに1次元コードはバーコードのこと)
最近話題になっているスマホアプリ決済「PayPay」は、この2種類のコードの(お店によって)どちらかを使って決済を行う。
なので、将来的にはこの「スマートガシャポン」にスマホをかざすだけで、カプセルトイを手に入れることができるようになるのだろう。
「ガシャどこ?PLUS」(テストサービス稼働中)
この「スマートガシャ」」にはLTE通信機能が付いている。
(※LTE通信機能…携帯電話通信規格のひとつ)
簡単に言えばスマホの電波と同じ通信機能を持っているということだ。
これを使って「自販機の設置場所」や「販売商品情報」を取得し、その内容を専用のサイトで確認することが可能になった。
●カプセルトイ検索システム「ガシャどこ?PLUS」
⇒https://gashapon.jp/shop/gplus.php
このサイトでは…
◯対応店舗がどこにあるかを調べることが出来る
※現在の設置場所=NewDays KIOSK 池袋駅南通路店(HPより)
◯その店舗で扱っている玩具の在庫状況を◯△✕で見ることが出来る
・○…11個以上ある
・△…1~10個
・売り切れ…0個
なので欲しい商品がどこに行けば手に入れられるかがわかる超便利なサイトだ。
ちなみに4月18日現在のNewDays KIOSK 池袋駅南通路店の商品状況は…
・それいけ!アンパンマン アンパンマンピコピコマスコット2 100円
・Cup figure まぐねっこ 300円
・ワンピース Gasha Portraits02 500円
など10種類、全て◯(11個以上ある)になっている。
まとめ
キャッシュレスの時代の波が、何気なく置いてあるどこにでもある「ガチャ(ガシャ)」にまで及んでいるということに驚いた。それと同時に、コインを入れたあとの運次第で品物が決まるというアナログ感が、キャッシュレスというデジタル化でどう変わるのか、がちょっと気になった。
「設定によって抽選ゲームもできる」とあるので別のわくわく感があるのかもしれないが…これはやってみるしかないのだろうな。