それでも地球は回っている!
…という有名な言葉とともに地球が自転しているという事は、学校で教わった記憶がある。住んでいるのに感覚的に動いている感じがしない。なのに、すごいスピード(時速 1700㎞…赤道上)で自転していると教えられ、不思議だなと思ったものだ。
だが、なぜ回っているのかは説明できない(教わったかどうかも記憶にない)。
今年2回目のチコちゃんに叱られる!最初の質問は「地球」についてだ。
チコちゃんが岡村に「…この中(岡村隆史・SHELLY・大竹まこと)で宇宙のように広い心を持った素敵な大人ってだあれ?」と聞く。
岡村が「シティーボーイズでどうですか?」と言うと大竹は「いやいや俺は心広くない!狭いんで有名だもん…宇宙のように広い?そうじゃねぇもん」と拒否するが…
チコちゃんは「あのね、シティボーイズ、真面目か!」と突っ込む。
なんで地球は回っているの?
チコちゃんの「なんで地球は回ってるの?」と言う質問に大竹は「自分の意志!」と答え「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られる。
すると岡村が「…最初にちょっと回って、それがいまだに回り続けてるだけなんじゃない?…ちょっとした噴火で…いつか止まるんじゃないの?」と言う。岡村…チコりかけたか?な、雰囲気だったがチコちゃんは、それには答えず「じゃあ岡村!VTR行こうか!」と言った。
◯チコちゃんの答え
⇒地球が回っているのは、地球が生まれた時の惰性
なぜ地球が回っているかは、地球がどうやって生まれたか、に秘密がある
国立天文台の博士は…
「地球がなぜ回っているかは、地球がどうやって生まれたかに秘密がある」と言う。
すると「NHコ(エヌエチコ)スペシャル」が始まった。
※この番組得意の、NHKの番組「NHKスペシャル」のパクリ?)
ナビゲーターはシティボーイズの「きたろう(自称シティボーイズ3号)」だった。
NHコ(エヌエチコ)スペシャル
~シリーズ宇宙 第1集 地球は回る~
地球が回っていることが分かったのは、17世紀。
それまでは止まっていると考えられていた。
天動説
時は2世紀、多くの天文学者たちによって、地球は宇宙の中心に静止し、その周りを太陽や他の惑星がまわっているという「天道説」が支持されていた。
だが…
地動説
「それでも地球は回っている!」
この言葉を残した「ガリレオ・ガリレイ」をはじめとする科学者たちによって、太陽の周りを回りながらも地球自体が回転しているという「地動説」が証明された。
どのようにして地球が回るようになったのか
地球が生まれたのは、今からおよそ46億年前。元々は太陽の周りに漂う塵(ちり)だった。微惑星(びわくせい=塵の集まり)がぶつかり合い、大きくなることで地球が生まれた。
「この誕生の仕方が今も地球が回っている原因」と博士は言う。
物と物がぶつかって合体する時に完全に正面衝突じゃない場合は、そこに回転が生まれる。
実際、番組は、一本の紐で吊るしたサッカーボール(若い地球)に野球ボール(微惑星)を用意。サッカーボールに野球のボールをぶつけてみた。するとサッカーボールがくるくると回った。
これは、微惑星が地球にぶつかった時の勢いが地球の回転する勢いに変わっている、ということ。
博士は「重要なのは地球が完成する時に、大きめの天体がぶつかってきて(正面じゃなく端っこにぶつかって)その時に生まれた回転の勢いが今でも残っている、ということ。…これが地球が回る元になっている」と言う。
この様な大きな天体の衝突は「ジャイアント・インパクト」と呼ばれ、最後の衝突で回り始めた勢いが惰性で残り今も、地球は回り続けている。
地球の回転は遅くなっている
このままだといずれ地球は、殆ど動かなくなってしまうかもしれない、そうだ。
生まれたばかりの地球は、今よりずっと早く回っていてその速さは、およそ4時間で1回転(現在の6倍の速さで回っていた)。
その後、徐々に回転は遅くなり、現在は24時間で一回転になり、今もどんどん遅くなっている。
原因は、月による「潮汐力」
地球の自転が徐々に遅くなっている原因は、月による「潮汐力(ちょうせきりょく)」だという。
月の潮汐力とは「月の引力が地球を引っ張ることで地球の形を変形させる力」のこと
海に起こる「潮の満ち干き」もこれが原因。
地球と月があると、月からの距離によって月からの引力の強さが違うので、地球が「球」から「ラグビーボール」のように変形する。
出っ張った部分と月が引き合う事で、普通は地球の自転に月がブレーキをかけていて、だんだん地球はゆっくり回るようになっている。
このまま遅くなってしまうとしたら
もしも地球が限界まで遅く回るようになると、昼が3週間夜が3週間交互に続くようになり、
昼=昼側は太陽が照り続けて一体何度なのか分からないくらいの灼熱の世界になる。
夜=夜側は、想像を超える極寒の世界になり生物にとって生きることが過酷な環境になってしまうかもしれない。
博士は
・地球の自転は、一日あたり、0.00000005秒ずつ遅くなってる。
・およそ1億8000万年後には1日はおよそ25時間になる。
・100憶年以上経つと1日が1000時間以上になるかもしれない。
と、いっていた。
まとめ じじぃをもてあそぶな!
ナビゲーターであるきたろうが、最後に、
「このままだと100憶年後には人類は滅亡する。それを防ぐために私に何ができるのか…何も思いつきません。…私はそれでもいいと思っています。なぜなら私はその頃、星になっている。」と言うと、オリオン座の真ん中の星三つがシテイボーイズ3人の顔になった。
それを見たチコちゃんが「星になったシティボーイズ!」と言う。
自分のユニット(シティボーイズ)メンバーである「きたろう」が出てきて、さらに最後にもう一人のメンバー「斉木しげる」の顔も出てきたことで、VTRを見終わった大竹は微妙な面持ちだったが「番前組全体で、じじぃをもてあそぶな!」と一言。
そして「面白がってるだろ、お前ら、じじぃを。きたろうなんて必死じゃねぇか!最後の言いわけみたいなあのV(VTR)いらねぇじゃん。あんなの俺だったらとっくにカットする…それにしても仲間の頑張りは恥ずかしいな、死ぬほど恥ずかしい、これは」と苦笑いをしていた。
※1月12日「チコちゃんに叱られる!」参照・参考
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きたろうが自称シティボーイズ3号なら1号は、どっちだろう?