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序盤から杉良太郎の迫力に圧倒される!次回はイモトも再参戦!で超期待!…下町ロケット

これまで、出番が少なかった藤間社長(杉良太郎)だが、今回は、かなり迫力ある演技を見せてくれた。

最初から約20分、藤間社長が出るたびにすごい圧がかかったというか、重い空気にはなったが十分見ごたえがあった。さすが大大御所!

藤間社長の名シーンをピックアップ

藤間社長が、的場と奥沢をビシッと戒めるシーンや、野木に謝るシーン、などとにかくカッコイイ男を演じた杉良太郎。今回は、そのシーンをピックアップしてみた。

杉良太郎の特徴はやはり「目」だと思った。
まっすぐ見据え、動かないのだ。
「座った目」とはこのことを言うんだろうなぁ、と改めて思った。

杉の「睨み」が凄い!

帝国重工社長の藤間は、無人農業ロボット「アルファ1」が、倒れるという大失態を目の当たりにする。すると彼は、横にいた責任者である的場に、計画書が変更になっていたことを問いただす。

的場が言いわけをすると「君は保身のために嘘をつくのか?」と聞く。的場はそれには答えず「今は原因究明が先かと…」と言うと「当たり前だ!」と、睨みつけた。

財前、やってみろ!

転倒の原因は、野木の自動走行システムの不具合によるもので帝国重工には、問題がなかったと奥沢が社長に報告する。だが財前は「野木のシステムを別のトラクタに搭載して、テストを行う」ことを提案する。

もし、帝国重工に不具合があるまま世に出したらさらに信用を無くすと、的場や奥沢に咎められながらも、力説する。それを黙って聞いていた藤間が「わかった、財前、やってみろ!」と即決!(カッコイイ!)

テストが無事終わり、野木のシステムに問題がないことが証明されたと佃たちは喜んだが、的場と奥沢は、あれだけでは証明したことにはならないという。それなら何回でもテストする!と佃は言うが、的場は取り合わず帰ろうとする…と、藤間が現れる。

恥を知れ!

藤間は「帝国のトランスミッションに問題がないのなら佃制作所に調べてもらってもかまわない、堂々と見せてやれ!」と言う。

帝国の技術を他社に見せることを気にする奥沢。それを聞いた佃はバルブだけを再検証すると言う。

佃の言う通りバルブの再検査することに決めた途端、奥沢が「お待ちください、もし不具合が見つかってしまったら…」と口を滑らしてしまう。

それを聞いた藤間の視線が揺れる。佃も財前もその言葉にハッとする。

藤間は「もし不具合が見つかってしまったら?」と奥沢を追求する。その勢いに奥沢は震えながら「可能性はあります。…原因が見つからなかった」と答える。

藤間は「技術力が足りないから『見つからなかった』のではなく『見つけれなかった』のではないか?」と言う。さらに「可能性がある限り、何度も何度も何度もしっかり調べる、それが技術者だ。自分の立場を守るため嘘をつく、君たちは帝国重工の顔に泥を塗った。恥を知れ!」と強い調子で言う。

藤間は奥沢に近づき、にらみつけた。震える奥沢。そして野木のもとに行き「失礼の段、お許しください。」と頭を下げた。※「失礼の段」は相手に先に謝罪して礼儀を高める表現 byキャリアパーク

驚く野木。

見苦しいな!

さらに「これでよくわかった。うちの製造部はプロジェクトから降りろ。自分たちが世の中の中心だと思っている連中に新規事業ができるはずもない。」と言い、さらに的場の傍まで行く。

「的場君、事業計画書を書き換えまでしておいて失敗してさらに、責任逃れとは、見苦しいな」と言う。
すると的場は頭を下げた。

杉良太郎といえば

杉良太郎といえば、最近はあまり見ないが、私の年代なら「水戸黄門」や「遠山の金さん」でよく見ていた時代劇の男のイメージだ。ネットで金さんにあやかって「藤間社長の名裁き!」と書いている人がいた。

現在、74才。

でも、これはこれで、素直にうなずける…確かに今回も気持ちの良い名裁きだった。

俳優、歌手。法務省特別矯正監、外務省日本ベトナム特別大使、ベトナム社会主義共和国ベトナム日本特別大使、厚生労働省肝炎総合対策推進国民運動特別参与、ハワイ州ホノルル市名誉市長、シンガポール日本文化協会名誉会長、麻薬追放協会会長などの肩書を持つ。
特技は合気道、養神館合気道5段。

昔もいい男だったが、歳を重ねた杉良太郎もまた、箔が付いていい男だなぁ…。

ヘッドライト・テールライト 第9話はここで流れた

今回この曲は、最後の最後に流れた。

所在なげに歩く島津(イモト)、ふと空を見上げるそこにはオリオン座があった。その瞬間から曲「ヘッドライト・テールライト」(リベラVer.)が始まった。

場面が変わり…
佃が(また)寝転がって空を見ていた。
そこへ娘(利菜)が帰ってくる。

(父と娘はお互いの会社でロケットに採用されるバルブの性能を競い合っていたが、結局父のバルブが採用されることとになり、娘は負けて落ち込んでいた。)

娘は「パパのバルブ、すごいね、感動しちゃったよ」そう言って、負けを認めた。
その目には涙が光っていた。

佃は娘が、父の後を継ぐことや会社の事などを悩んでいることを知っていた。そして、利菜の前には無限の可能性が広がっていることを教え、やりたいことをやれ!信じる道を行け!そしたら幸せになれるぞ、と教えるのだった。

 

…イモトの眼は輝いていた…次回はラス前、イモトが大活躍する!楽しみだ!