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ママのイライラの原因は「共同で養育」できないから?~チコちゃんに叱られる!

チコちゃんに叱られる

子育て中に、不安になったりイライラしたりするママは多いと聞く。
それはなぜなのか、パパは知っておいて損はない。

チコちゃんが「…この中(岡村隆史・榊原郁恵・濱口優)で一番どんな時でもイライラしない癒し系の素敵な大人ってだあれ?」と聞く。「これはもうやっぱり郁恵さんで」と岡村が榊原を指名した。

チコちゃんに子供の年齢を聞かれる郁恵。「上は29才、下は22才」だそうだ。
アイドルだった彼女…もう、子供がそんなに大きいとは…

なぜママになる時イライラするの?

チコちゃんが郁恵に聞く。
「じゃあさ、ちょっと思い出してね。ママになった時(妊娠・出産)イライラしなかった?」
郁恵「あ~イライラする事、結構ありますよ。今でもイライラしてますからね」
チコ「そうなんだ?…なんでママになった時イライラするの?

郁恵「えっとね、時間貰えるかな…自分の気持ち、整理付かないの。…え~と~、自分の気持ちの行き場がないの」

チコ「…体の中ではどういう事が起こっているの?」
郁恵「イライラしてるの」
チコ「それが、だから、なんで?…郁恵ちゃん、すっげー笑ってっけど、ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と、チコちゃんに叱られても、郁恵はおさまらない。

「ほんとにさ、なんでイライラしてるのか分かんないのよ。何とかしてよ!あたしいつもそう思ってんの、なんで私一人でイライラしてんだろって…」と、止まらない。

○チコちゃんの答え
⇒ママになる時イライラするのは、人は群れで生きる動物だから。

ホルモンの影響

イライラのメカニズムに詳しい教授によれば…

妊娠することにより、胎盤からさまざまなホルモンが出るのだが、その一つがエストロゲンだという。

エストロゲン

エストロゲン=イライラの原因とされるホルモン
女性の卵巣で生成される。

胎児をはぐくむ重要なホルモンで、妊娠初期から徐々に増え始め、出産時ピークになり、産後は一気に減少する。この急激な増加や現象がイライラや不安を増幅させるとみられている。

出産してしばらく経つと、エストロゲンに大きな変化は起こらなくなるのに、出産後もママたちのイライラは続く。これには別のホルモンが関係していることがわかってきた。

オキシトシン

オキシトシン=愛情ホルモン(絆を深めるホルモン)

オキソシンは、授乳中に分泌されるホルモン。出産に伴い分泌が活発になる。
おもに子供との愛情を深めるホルモンで「愛情ホルモン」とも呼ばれる。
だが、その愛情とは、真逆の攻撃性を併せ持つホルモンだという事が近年の研究で分かってきたそうだ。

教授は、この話はこの間、NHKでやっていたとスタッフにいう。

出産後もイライラ…はなぜ起こる

その後、なぜか?担当ディレクターの「プロフェッショナル 仕事の流儀」風のVTRが(橋本さとしさん本人のナレーターで)始まった。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」風?のVTR
「プロフェッショナル 仕事の流儀」
さまざまな分野の第一線で活躍中の一流のプロの「仕事」を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組
NHK総合 毎週月曜 午後10時25分 ( 再放送 毎週日曜 午後1時05分)プロフェッショナル
※仕事の流儀HPより

ディレクターは今年結婚し、若い奥さんを貰った。
いつか子供が欲しい、奥さんもライラするのだろうか?と不安になった。

出産後のイライラを取り上げたというその番組を探してみると…「NHKスペシャル ママたちが非常事態!?」というタイトルを見つけた。そしてNHKの担当者にその時の映像を貸りる。

それによると…

「NHKスペシャル ママたちが非常事態!?」を見てみると…

これは、2016年1月31日に放送されたもの。
この番組は、妊娠から出産にともない増加・減少するエストロゲンがなぜイライラに繋がるのかを検証していた。

エストロゲンの減少は共同養育を促す作用

生まれて間もない我が子を他人に任せるのは、動物の中でも人間だけだという。
共同で養育するという独自の育て術を編み出したことで、人間は次々と子供を産み育てられるようになった。(カメルーンの部族の子育ての様子を紹介)

エストロゲンが出産直後に激減し、不安や孤独を感じさせる仕組みは、もともと母親に共同養育を促すための物だったとも考えられている。

出産後に母親が不安や孤独を感じれば、おのずと仲間と一緒に子育てをしたいという気持ちが強まるからだ

つまり、エストロゲンの減少は…不安が増すというのは人類の進化の過程で選択した共同養育を促す作用

現実は…

しかし日本の核家族、現実は8割にも上るという。(ママたちは)本能と現実のギャップにさいなまれイライラしてしまう、とのことだった。

さらに…
出産後に放出される愛情ホルモン「オキシトシン」については…

オキシトシンの攻撃性

子育て中のオキシトシンが大量に分泌されている母ネズミのもとに、他のネズミを近づけると、激しい攻撃をした。オキシトシンには、愛情を深めるだけでなく同時に攻撃性を高める作用もあった。

教授によれば…
「共同養育が難しい現代社会において、寂しいのにもかかわらず、自分1人で子育てをする…ちょっとした旦那さんのしぐさが敵対的なシグナルと認知されて攻撃対象になるとも考えられる」とのこと。

まとめ…ママになる時イライラするのは、人は群れで生きる動物なのに共同養育が出来ないから

イライラするママとどう付き合うか

「イライラするママとどう付き合うか」について(アシスタントの)愛ちゃんから補足があった。

ママのリラックスするタイミングを知ることが大切だという。
授乳期のママたちがリラックスする時はどんな時かというと…

1、オキシトシンが分泌されている授乳の時
2、パパがママにしっかりと向き合って会話をしている時

だそうだ。
授乳の時間がいかに大切か、ということか…

※これもNHKスペシャルの情報

まとめ

「NHKスペシャル ママたちが非常事態!?」を見終わった担当ディレクターは、番組の映像を返し、お礼を言い…

“プロフェッショナルとは…
自分の実力で出来ないものは人に頼る、それがプロフェッショナル”

…そう言って帰っていった。

するとナレーターの橋本が「働きなさいよ!」とツッコむ。

このVTRを見終わったチコちゃんが「大問題作でしょ!」と言うと岡村も「NHKスペシャル見てただけやんか」と言う。郁恵も「へえ、とかそういうのは、あたしたちがすること」という。
「…あれは偉い先生に言われるまで気が付かなかったんですか?」と濱口が聞くとプロデューサー「面目ないです」と答えた。

今回の問題の答えの説明、後半は他の番組で済ませてしまう結果に…。チコちゃんたちにプロデューサーが批判される結果になった。

チコちゃんに叱られるは、こういう番組なので、もう驚かない、笑うだけだ。

※11月30日 NHK「チコちゃんに叱られる」より 参照・抜粋

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