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カツオのタタキはあぶっているのになぜタタキと言うのか?~チコちゃんに叱られる

チコちゃんに叱られる

カツオは今が旬とは知らなかった…
「土佐づくり」がカツオのタタキのことを指す?ことも知らなかった。
(ま、土佐づくりに関しては、色々あるようだが)

そして、カツオのタタキの「意外過ぎる」いわれも…

10月12日「チコちゃんに叱られる」の二つ目の問題は「カツオのタタキ」についてだ。

「ねぇ岡村、この中(岡村・高橋みなみ・立川志らく)で一番旬のものを食べてて粋な大人ってだあれ?」と聞く。「そりゃぁ、もう大人って言うたらええもん食べてはりますよ、たぶん」と志らくが指名される。

カツオのタタキは何で『タタキ』って言うの?

チコちゃんが「秋に美味しい魚ってなあに?」と志らくに聞く。「さんま、カツオ」と志らく。

チコちゃん「そ、カツオはどうやって食べるのがお好き?」
志らく「土佐づくりがいいんじゃないですか?」
チコちゃん「土佐づくりというと?一般的には?」
志らく「あぶって…」
チコちゃん「それをなんていうの?」

志らくは「土佐づくりじゃない?」と答えるが、チコちゃんは別の言い方をしてほしいらしく、志らくの手をいじる「…かつおの?」…「タタキ」とやっと志らくが答えた。

チコちゃんが「じゃあ、あぶってるのに何で『タタキ』って言うの?」と聞くと「高知では方言で『あぶる』を『叩く』というんじゃないですか?」と答える。

チコちゃんは「すごい簡単なご意見ですよ、それ…師匠、ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言う。

すると志らく「方言が違うんだったらば、高知の人達は、なんかずれてんじゃないですか?」と言う。それを聞いた岡村「やめてください。高知のほうに喧嘩、ぼぁーと喧嘩吹っ掛けるのやめてください」と言い、チコちゃんも「あなた失礼な人ね、さすが築地に行けって言われて断っただけあるわね」と言う。談志師匠のところに弟子入りした時のエピソード・まとめ

新鮮なカツをを豪快にあぶって作るカツオのたたき。
アジを包丁で叩いて作るアジのタタキはわかるが…いったいなぜ(カツオの)タタキなのか…

○チコちゃんの答え
⇒実は叩いているから

「滅茶苦茶シンプル!」「実は叩いている?」とみんな意外そうだ。
この時、志らくは「氷で叩く!」と(正解っぽく)言ったが、違った。そこでチコちゃんが志らくに与えた称号は「雰囲気くん」=雰囲気で正解みたいに持っていこうとするから、だそうだ。

叩いているから「カツオ」のたたきと言う

高知の食文化を研究する土佐学協会の理事長によれば…
(この理事長の夢は情熱大陸とチコちゃんに出ることらしい)

…名前の通り、叩いているから「カツオ」のたたきと言うらしい。

スタッフは「たたいて作るんですか?。」と聞くと、理事長は「え?ご存じないですか?と逆に聞き返す。そこでスタッフは、理事長と土佐料理店に行き、その伝統的な調理法を見せてもらった。

カツオのたたきの作り方

1、あぶる。
⇒カツオの硬い皮を軟らかくして生臭さを取る。

○この様な食べ方が生まれたわけ

江戸時代の初めころに土佐に入った山之内一豊公が漁師たちがカツオを生で食べる様子を見て、当時流行していた食中毒になることを怖れ魚の生食を禁止するがおふれを出した。

庶民たちはカツオの生の刺身の美味しさが忘れられなかったので「表面だけあぶっているから、生じゃない」という事でタタキが普及したと言う説がある。(あぶる食べ方が流行した)

この食べ方は「刺身にすると取れてしまうカツオの皮と身の間にある脂も乗った部分」も美味しく食べられるということで次第に定着していった。

2、切り分ける(鮮度がいいので赤が鮮やか)
3、皿に盛りつける。
4、塩を振る
5、上から押さえつけるようにたたく←タタキの由来
(思った以上にソフトタッチだった)

○タタく意味
当時、調味料は貴重だった。味付けの際調味料やタレを手で馴染ませまんべんなくまぶした。
タタく=調味料の節約(庶民の知恵)

スーパーで買うカツオ(のタタキ)はタタいていない?

味付けされていないものがほとんどなので厳密には叩いていない。スタッフがそこを突っ込むと、理事長は「現在は調味料もふんだんにあるので叩かなくても表面をあぶったものがカツオのタタキだと表現しても(私は)いいと思う。」と答えた。

スタッフが「今となっては叩くことに意味がないということですか?」と聞くと「『伝統を残す』と言う意味があるのではないか」と答えていた。

ちなみに…
今回出演した理事長は、チコちゃんの出演をかなり喜んでいて、「チコちゃんが白金在住」というマニアックな情報も知っていたそうだ。こういうコアなファンがじわじわと増えてきている表れだろう。

10月12日「NHKチコちゃんに叱られる」より 参照・抜粋

まとめ

今回は「チコドリル」という新コーナーがあった。

新コーナー?「チコドリル」

チコちゃんが写真を見て、これは何か正しく書くというもの。

・ボウリングかボーリングか?…「ボーリング」と書いた岡村とたかみなが正解。
・アボカドなのかアボガドなのか?…「アボカド」と書いた岡村が正解。

私も上の二つはわかっていたが…
「アタッシケース」だと思っていたのが実は「アタッシケース」だった。
これは全員外れだった。

意外と間違って使っていそうな言葉だ。
勉強になった。

この番組は、最初の頃は問題が3つだった。が、いつのまにか、問題が4つになっていた。が、また前回から3つになっている。このコーナーはその時間調整の意味もあるのだろうか?

問題の合間のにらめっこにピンクのキョエちゃん登場?

一つの問題が終わった後にチコちゃんの変顔?と言うか変装をして「にらめっこ」する場面がある。今回、この場面にピンク色のキョエちゃんが出ていた。(それだけのことだが、一応記しておく)

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