汗をかくのが上手な人の汗は無味無臭？しょっぱい人は汗腺トレーニングを！～チコちゃん

汗はしょっぱいもの…と思ってきた。
ところが「正しい汗」は９９％水分で無味無臭だという。

だから汗がしょっぱいと思ったら「汗腺トレーニング」がお勧めらしい。
あまり難しくはないようだ。気になる人はやってみよう。

９月15日の「チコちゃんに叱られる」、最後の質問はしょっぱい汗について…

「この中（岡村隆史・橋本マナミ・ムロツヨシ）で一生懸命汗かいて生きてきた素敵な大人ってだあれ？」とチコちゃんが聞く。

ムロが何となくアピールをしているのを見てチコちゃんが「ご指名くださいて言ってるような人がいるわよ」と言う。それを受けて岡村が、ムロを指名する。

なぜ汗はしょっぱいの？

なぜ汗はしょっぱいの？

チコちゃんがムロに「一杯汗かいてきたでしょう？」と言うと、ムロは「一生懸命なんて当たり前のことしてきただけですから」と謙遜しながら言う。

「役者さんだから、舞台の稽古ってすごそうね」とチコちゃん。「そんな稽古は、そんな…そうです」とムロ。

「でも汗かくでしょ。汗ってどんな味？」と聞くと「しょっぱい」と答える。するとちこちゃん「なんで？」と聞く。「それは…なんで？」と考えるムロ。そして「ほら、食してるしょっぱ味が、…汗の時に出てくる。」と答えると、チコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねーよと言われる。

○チコちゃんの答え
⇒汗をかくのが下手くそだから

答えを聞いた橋本は「そうなの？」と聞く。ムロは「うまい汗のかき方があるの？」と女性っぽく聞く。チコちゃんは「あるのよ～。ムロちゃん」と同じように返すが「淡谷のり子じゃないのよ！」と突っ込む。

脳の温度を下げる為、汗をかく

30年「汗の研究」をしている医学博士によれば…

なぜ汗をかくのか

人間が汗をかくのは「脳みその温度を下げる為」だそうだ。

脳の温度が40度超えると（生卵がゆで卵になるようにタンパク質が変性し始めるため）とても危険な状態になる。

周囲の気温が上がり、脳の温度が上がりそうになった時、脳から「汗をかけ」と言う信号が出る。出た汗は蒸発する時に周りの温度を奪う（気化熱）ので体温や脳の温度を下げる＝体温調節をする

※多くの動物は、人間のような汗をかけない
犬＝舌を出し呼吸する
猫＝全身をなめる
…唾液を蒸発させ、体温を調節している。
※馬は、走ったり興奮すると汗をかく

脳を冷やすための汗が「しょっぱい」のはどういうことか？

汗がしょっぱいのは、汗腺というフィルターが完全に機能せず汗と共に出たミネラルが体の外で塩に変化する為。

汗の材料は血液

血液の成分は「赤血球、血小板、白血球など」の形のある成分と、血しょうという水分からできている。
○血しょうの水分が、汗腺を通って体の外に出てくるのが汗
血しょうには、ミネラル（食べ物からしか摂取出来ない栄養素が）溶けている。汗腺がフィルターの働きをして、ミネラルを体内に戻して、水分だけを汗として出そうとする。