ジーンズのポケットの中にある小さなポケットはなぜついているのか…
単純にこれは、しゃれたデザインなのかと、思っていたのだが、ちゃんと入れるものが決まっているという。
考えたのは、リーバイスの創業者。入れるものはなんと懐中時計だと言う。
なるほど…
懐中時計を入れて歩いたら目立つね、カッコいい?かな?
第14回のチコちゃんに叱られる3つ目の問題は…
チコちゃんが岡村に「この中(岡村、田中美佐子、おぎやはぎの矢作)で一番スタイルが良くてジーンズが似合う大人ってだあれ?」と聞いた。田中美佐子が選ばれる。
ジーンズに小さなポケットがあるのはなぜ?
チコちゃんは、アシスタントにジーンズを持ってこさせ、田中に「不思議な所ある?」と聞く。
田中は「あ、ポッケの中のポッケかな?」と答えると「どうしてこれがあるの?」とチコちゃんが聞く。
田中は「これ知ってる、当たるよ」と言い「小銭入れるの!」と答える。するとチコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と言われる。
矢作が「人差し指と中指しか入らない」と言うと田中は「親指入れる!」「ウエスタンだから銃!」と言うと「チコちゃんに「こんなちっちゃいとこ入んないでしょ!」と言われる。
○チコちゃんの答え
⇒ジーンズの小さいポケットは懐中時計を入れる為
それを聞いた田中は「そうよ!」と知ってた風に言うが…岡村に疑われる。
ジーンズの小さいポケットは懐中時計を入れる為にある
ジーンズ協会の顧問によれば…
「懐中時計を入れる為」と言う。
懐中時計とは
「懐の中に入れている時計」のこと。
腕時計が普及する200年ほど前までは、懐中時計が主流だった。
当時は、上着に鎖を付けてベストのポケットに入れていた。
なぜジーンズに専用ポケットをつけたのか
考案者は「リーバイ・ストラウス」でリーバイスの創業者。
ジーンズは1870年ごろ、丈夫な作業着を求める労働者の声に応えて登した。
アメリカで1848年に見つかった砂金がきっかけでゴールドラッシュが始まり世界中から労働者が殺到、やってきたこの労働者からジーンズが広まった。
当時、懐中時計は…
・移動手段である馬に乗っていると衝撃でベストのポケットから落ちて壊れる
・ジーンズの後ろポケットに入れていると、座った時に壊れる
などの問題があった。
そこで「リーバイ・ストラウス」が「小さなポケット」を開発して世に売り出した。
「ウォッチポケット」
前かがみになってもあまり影響を受けない右ポケットの内側に付けた⇒これを「ウォッチポケット」と言う。
だが、懐中時計は高級品で持っているのは、親方などお金がある一部の人。
ほとんどの労働者は懐中時計を買えるお金がなかったが、「懐中時計が入るジーンズ」は、一つの誇りであり、見栄だった。…のでジーンズが売れたらしい。
まとめ
「誰も(懐中時計を)入れないのに、(ジーンズに)未だにそこ付けているんだ。」と感心する岡村。
今このウォッチポケットはコインポケットと呼ばれ、硬貨なども入れると便利だという。番組では、「街で聞いたこのウォッチポケット」の用途を紹介した。
ちなみにチコちゃんはポケットには「IKOKA」が入っているらしい(笑)。
ウィッチポケットの使い方
・家の鍵
・切符
・リップクリーム
・携帯用プレーヤー
・親指
・鼻をかんだティッシュ
・四つ折り千円
・目薬
確かにカギは、よくここに入れる。
おつりとしてもらう小銭など、枚数が少ない時、財布を出すのが面倒な時は、入れるかもしれない。
四つ折りの千円札は、落としそうだから絶対入れない。あとは、忘れて洗濯に出しそう。ぐちゃぐちゃになった千円札が目に浮かぶ…。
※第14回「チコちゃんに叱られる(NHK)より参照・参考