最近はなかなか銭湯に行かない。
牛乳は、もっぱら1リットルの紙パックで購入し、家で飲む。
でも、自分だけなのかもしれないが、銭湯に行ったときはビン牛乳が置いてあれば飲みたくなるし「濃くて美味しい」イメージがある。
そして、やはり、腰に手を当てた方が飲みやすい。
でも、なぜ腰に手を当ててしまうんだろう?
第14回「チコちゃんに叱られる」の問題の2つめ…
「この中(岡村、田中美佐子、「おぎやはぎ」の矢作)で一番先頭が似合いそうな粋な大人って誰?」ということで矢作が選ばれる。
チコちゃんに「お風呂上りに何飲むの?」と聞かれ矢作は「コーヒー牛乳でしょ!」と答えると岡村が「フルーツ牛乳じゃないの?」と言う。
矢作に、牛乳を飲んでもらう。
矢作は、腰に手をやり一気に牛乳を飲むと「ん~、美味い」と言う。するとチコちゃん「飲んだとき左手はどうしてる?」と聞かれ「左手を腰に手をやって、飲むのが正しいルール」と言うと岡村も「そやな」と言う。
「何で?牛乳を飲む時、腰の手を当てるの?」と聞くチコちゃん。矢作は「ん?」と止まる。そして左手を腰から外して「こうしてたらと飲めないじゃないですか!」という。
田中美佐子は「ほんとだ」と言う。矢作は「これ以上行かない、連動してる」と言い、体の構造上、という答えにまとまる。が、やはりちこちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と言われる。
牛乳を飲む時、手を腰に当てちゃうのはなぜ?
番組では、お風呂上りに人に試したが殆どの人が、腰に手を当てる。前の問題の時に出てもらった小沢仁志にもやってもらったが、彼もやはり腰に手を当てた。そこでスタッフが理由を聞くと「これはな、日本人のDNAだ」と答える。だが、例によりチコちゃん人形が出てきて「「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と言われる。
○チコちゃんの答え
⇒牛乳瓶の形のせい
牛乳瓶の飲み口の大きさが関係している
武道大学の准教授によれば…
牛乳瓶の飲み口の大きさが腰に手を当てさせる原因と考えられる、とのこと。
・飲み口の広い牛乳瓶は飲み口が鼻にあたって邪魔。
・鼻にあたらないように無意識に体をのけぞらせて、身体を傾ける。
・その時、つい腰に手を当てる。
…らしい。
大学にある(高額な)モーションキャプチャーカメラ数台で「腰に手を当てない」と「腰に手を当てた」バージョンを取ってみた。
この結果、5度大きく反っている事がわかった。
だが、何故手を当てる方が深く反る化学的な理屈がわからない。
考えに考え30分後に出た答えは…
結論=「手で腰を前に押し出すことによりのけぞりやすくしている」
この結論を聞いた矢作は「俺、押してないと思う」と言う。
飲み口はなぜ大きいのか
昭和33年に、飲み口を26ミリ以上と法律で定められた。
番組では、牛乳のキャップメーカー(国内シェア90%)に訪問。
この会社によれば、現在の牛乳の飲み口「34ミリ」は、ここの社長が統一したとのこと。
これに、全国の牛乳メーカーが賛同したらしい。
社長元秘書によれば…
当時飲んだ後のビンは回収され、消毒していた。
この大きさは「飲み口が大きい方が洗いやすい為」だったという。
ちなみに、この人は牛乳を飲む、腰に手を当てていなかった(笑)。
まとめ
確かに体をのけぞらせた方が、飲みやすい。
それを支えていなくもない(矢作が言うように、押してはいない気がする)。
思えば、牛乳以外でも腰に手を…置かないか?
置かないか…。
※第14回「チコちゃんに叱られる(NHK)より参照・参考