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焼きながら食べるのは焼き肉「バーベキュー」ではない?~チコちゃんに叱られる!

チコちゃんに叱られる

「この中で、バーベキュー好きなのは?」のチコちゃんに質問に岡村が元気よく「はい!」と答える。

「バーベキューって、どんなもの?」と聞かれる。
「炭持っていって、火起こして、網の上で…」というと、チコちゃんが疑いの目を向ける。

すると慌てて「アメリカンバーベキューね。」というが…「焼肉との違いは?」と聞かれると、ちゃんと答えられず、チコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われる。

バーベキューと焼き肉の違いとは?

○チコちゃんの答え
焼きながら食べるのが「焼肉」
焼いてから食べるのが「BBQ(バーベキュー)」
一同「え~?」という。

日本バーベキュー協会の会長によれば…

「皆さんが、バーベキューと思ってやっているのは、さしずめ『青空焼肉』で伝統的なバーベキューではない。」そうだ。

本当のバーベキューとは

例えば、映画「風と共に去りぬ」のBBQ(バーベキュー)のシーンでは、誰一人肉を焼いている人がいない。

このころのBBQは自分たちで焼くことはなく、出される料理は使用人が前日から仕込み、準備するものだった。

BBQの起源

BBQの起源は…

・16世紀の大航海時代。
・スペイン人が西インド諸島に上陸した時、現地の人たちがやっていたもの。
・木で組んだやぐらに肉を乗せて、じっくり燻製にしたもの。
・「バルバッコア」という名前だった。
・その後全米に広がった。
・広がる過程で呼び名が「バルバッコア」から「バーベキュー」に変化した。

その後
・奴隷解放宣言後、使用人がいなくなり、やる人が激減。
・が、1950年代にケトル型グリルが発売され、使用人がいなくても家庭でバーベキューっぽいことが手軽に出来るようになった。
・活躍したのが「お父さん」だった。

ここで、バーベキュー=お父さんのイメージが出来た。

このグリルで牛のステーキを焼くことが「バーベキューっぽい」という事で全米に広まった。らしい。

日本には…

・アメリカのホームドラマを通して日本に伝わる。
・その頃初めて日本に初めて焼き肉店がオープンする。

アメリカから伝わった「バーベキューっぽいもの」と同時期に入ってきた「焼肉」という食べ方が広まったため日本人は「焼肉とバーベキューは一緒のもの」と思ってしまったらしい。

本物のバーベキューパーティを開催

番組では、スタッフが本物のバーベキューパーティを開催した。

午後9時から準備が始まった。
使われる牛肉7㌔を準備する。

・下味を付けて、2時間おく
・肉の温度を見ながら肉を焼き始めて3時間
・ソースをかけてまた焼く
・遊びながら時間を待つ
・夜食も食べる
・午前5時…また焼く
・午前6時…取り出す
・3時間、寝かせる
・11:30分 出来上がり
トータル14時間かけて作った。

結果…かなり美味しかったようだ。(が、その日のスタッフの打ち上げは、焼き肉だったらしい)

「あまりいい肉じゃないものを努力して美味しく食べようとしたのが始まり、らしい」 by チコちゃん。

※以上 NHK「チコちゃんに叱られる」より抜粋、まとめ

まとめ

これからは、それこそ海や山に行く機会が増える季節だ。

「バーベキュー」と「焼き肉」の違いが分かった以上、これからは「バーベキューやろう!」と言わず、せめて「青空焼肉やろう!」というべきだろう。

第8回の質問と答えは↓こちら

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