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ラーメンのラーはおかみさんの優しさのラーだった!「チコちゃんに叱られる」より

チコちゃんに叱られる

ラーメンの「ラー」ってなあに?

ラーメンのラー?
そもそもラーメンってラーで切るの?

と、思ったが実は、この名前が出来た背景にはラーメン屋のおかみさんの優しさがあったというお話…

身近な食べ物「ラーメン」の名前の由来…

こういう風に「そういえば考えたこともない」というような、身近なことを教えてくれるのがNHKの「チコちゃんに叱られる」だ。

今回は第7回。
ゲストは田中美佐子と夏菜。

さて最初のチコちゃんの質問は…

ラーメンのラーってなあに?

チコちゃんがいつものように、岡村に尋ねる

「この中でグルメな大人はだあれ?」
すると、岡村は、田中美佐子を指名する。

田中は、以前もこの番組に出ていて、チコちゃんには「みちゃみちゃ」と呼ばれている。

「ラーメンのラーってなあに?」とチコちゃんが聞くと田中は「意味ある?」と聞き返し…「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と言われる。

日本の国民食「ラーメン」は、中国から伝わってきたもの。
ちなみに「ラーメン」は日本で名づけられたもの、らしい。

○チコちゃんの答え
⇒おかみさんの優しさのラー

それを聞いた一同は「え~?」と、よくわからない、という反応。
確かに、ピンとこない。

伝承料理研究家によれば…

ラーメンと呼ばれることになったのは(歴史上)ごく最近の事。
中国の麺料理が一般的になったのは、明治時代。横浜に中国料理店が出来手からの話。「中国から来たそば料理」という事で「南京そば」「志那そば」などと呼ばれていたそうだ。

大正時代、北海道大学の前に「竹家食堂」があった。
その店のおかみさん「大久たつ」さんが「ラーメン」と名付けた。

楽しい美味しい感じで、覚えやすくしたしみやすい名前はないか…と考えていたらしい。
その事情とは?

たつさんの娘さんから当時の話を聞き、今回も、NHK「多分こうだったんじゃないか劇場」で解説。

出演俳優は前回ゲストだった「かたせ梨乃」だ。

『ラーメン命名物語』

大正11年春のこと…

竹屋食堂には、中国人シェフがいて、彼が作る「ロース―(肉絲)麺」目当てに、大学の中国人学生がこの店によく来ていた

この店には、大学に通う中国人学生たちがよく訪れていた。
彼らに人気だったメニューが「ロース―(肉絲)麺」。
(たけのこと牛肉の細切りの炒め物が載った麺)

他にもたくさんの学生が来るのだが、その中の日本人客がロース―麺を「志那そば」と言って注文する。日清戦争以降、中国を見下す言葉として「志那」を使う日本人がいて、たつさんは中国人学生に「いやな思いをさせて申し訳ない」と思い、ロース―麺に代わる新しい名前を考えることにした。

 

そんな時シェフの「ハオラー(料理が出来た)」と言う言葉を聞いて“ラーっていい響き”だと思い…ハオラ―のラーとロース―麺のメンを取って「ラーメン」とした。

ハオラー+ロース―メン(麺)=ラーメン

このように「ラーメン」と言う言葉は、覚えやすく、日本人も言うようになった。
「ラーメン」は、中国人留学生を思いやったおかみさんの優しさっから結果生まれた言葉だった、という事だ。

この店が閉店後(昭和18年に閉店)、「竹屋」と言う名前が週刊誌で取り上げられる。
昭和33年、インスタントラーメンが発売され、CMでも「ラーメン」と言う名が連呼されるようになる。「ラーメン」の名が全国的に広がる。

番組ではかたせ梨乃の演技力を褒めると同時に岡村が「ファミリーが増えていくんですね」と言う話になる。ちなみに現在のファミリーは

鶴見慎吾、西山亨、かたせ梨乃だ。
(森本レオもたぶんファミリーだと思う)

チコちゃんは田中美佐子に「みちゃみちゃも演技派なんだから、オファーがいくかもよ」というと田中は「じゃぁ、次よろしくお願いします」と頭を下げていた。

※中国語で「引く」「引っ張る」を意味する「拉」と言う字を使って「拉麺(ラーメン)と呼ぶこともある
※諸説ある。

その他の疑問と答えは…

どうして男より女の方が長生きなの?

チコちゃんの答え
男は女だったのに無理して男になったから。

生物学者の大学教授によれば…

女を無理やり男性化する理由とは…

人間は、胎児で6週目までは、みんな女性。
7週目から、将来男性になる胎児には「コルチコステロン」というホルモンが放出される。
ホルモンが放出すると男性の性器になる。さらにこのホルモンは免疫力を低下させるので、病気になりやすい⇒男性は女性より長生きできない。

女性にこのホルモンはあるが圧倒的に男性の方が多いそうだ。

※要因の一つである

山の上の方が太陽に近いのにどうして寒いの?

チコちゃんの答え
⇒太陽の暖かさは直火じゃないから

子機械工学の教授によれば…
太陽と地球の距離は1億5000万キロ。
なので、山の上と地表とでは、さほどの違いはなく、太陽までの距離は関係ない。

直火であったまっているわけではない

地球は、コンロのように温められているのではなく、電子レンジの原理で温められている。

コンロは熱を伝えるものだが、太陽の熱は地球に届かない
その理由⇒熱と言うのは「物体」から「物体」に移るものだが、太陽と地球の間は「真空」なので、熱を伝えるものがない。

電子レンジは、電磁波で温める

その原理⇒電磁波が物質の表面にぶつかると分子を振動させて温まる。
振動が激しいほど暖かい。

太陽から出ている電磁波で、空気の分子が振動する。
振動が激しいほど温度が上がる。
地表で振動している分子は、上昇していくと気圧が低くなるため膨張する。
膨張すると振動が減る⇒分子の運動が小さくなったため温度が下がる

※太陽の電磁波は人体に影響はない

なんで男は青で女の子は赤なの?

○チコちゃんの答え
庶民が貴族にむかついたから

家政大学の名誉教授によれば…
男女の色分けは、社会的歴史的影響が大きい、とのこと。
日本のトイレの色の色分けは東京オリンピックの際に初めて使われた。

トイレの画は、当時の外人の子供の服が男の子は青、女の子は赤だったのを見て、決めたらしい。

18世紀、ヨーロッパの貴族は赤などの派手な色を着ていた。
だが、庶民はくすんだ生地の色の服を着ていた。
その後フランス革命などを経て、庶民の生活レベルが向上。

男性は、(なんだっけ?)
女性は赤など明るい色の服を選ぶようになった。

ちなみに…
ピンクが女性のイメージカラーになったのは、アイゼンハワー就任式に奥さんがピンクのドレスを着たことがきっかけらしい。その後モードの世界では、ピンクが女性の色になったとのこと。

※諸説ある

今回は、TVを見てメモを取りながらまとめたので、説明が中途半端だったり、足りないところもあるはず。後日、録画を見て、加筆や直しを入れる予定…あしからず。