激レアの皆既月食は、綺麗だった。
今回は、3年ぶりの皆既月食で、日本全国で(天気が良ければ)見られる、という。
我が家のベランダからも綺麗な月は見えたが、寒いのでYouTubeで流された生放送を見ながら、時々外に出て、この天体ショーを見ていた。
今回の皆既月食は「3つのミラクル」が重なった現象らしい…少し調べてみた。
3つのミラクル
月食は、太陽、地球、月が一直線になる時に起きる現象だ。
一般的な月食とは…
太陽の光によって、宇宙空間に地球の長い影ができていて、この地球の影が月に重なり、月の一部が欠けたように見える現象のこと。
皆既月食とは
太陽・地球・月が一直線になり月が地球の影に完全隠れる状態のこと
大気を通過して、(光の屈折によって)赤くなった光が、ほのかに月を照らす為、赤く見える
ただの皆既月食ではない
今回の月食は
・スーパームーン…月が地球に近づき普段より(約14%)大きく見える
・ブルームーン…1か月のうち月に2回の満月
・ブラッドムーン…(ブラッド=血の色)皆既月食の赤い色のこと
この3つが重なっているので「スーパーブルーブラッドムーン」と呼ばれるそうだ。
皆既月食の説明の中でこの名前を聞いたNHKの男性アナウンサーは「そのまんまですね」と笑いながら突っ込んでいた。
スーパー・ブルー・ブラッドムーンは、どれだけミラクルなのか
日本では、このスーパーブルーブラッドムーンが見れたのは35(36)年ぶり。アメリカでは150年ぶりらしい。
周期を見ると
・スーパームーンは年に4回~6回見れる
・ブルームーンは、約2年8カ月に1回
・皆既月食は年に2回以上
なので、この数字を見ただけでも、このそれぞれが一致するタイミングは、なかなかないと、わかる。
「米誌フォーブス電子版」がこの珍しい出来事が同時に起こる確率を計算したらしい。
全ての満月を100とすると…
・スーパームーンが起こる確率は約25%、
・ブルームーンが起こる確率は3%、
・皆既月食が起こる確率は5.6%
これが全て同時に起こる確率は、0.042%。計算上、平均して265年に1度の出来事という結果が出たらしい。
一生に一度、みられるか見られないか、という数字だ。
ミラクルすぎる~。