宮城県の多賀城市で作ったオリジナル年賀ハガキが1枚50円という安さにもかかわらず、売れ残っているらしい。
なぜ?と思ったが、そのハガキを見たら、なるほど、そういうこと…。
宮城県多賀城市は今年の4月、特別展「東大寺と東北~復興を支えた人々の祈り」をPRするため、オリジナル年賀はがきを作った。
値段は1枚50円と普通の年賀はがきより2円安い。
5万枚作ったのだが、1万枚売れ残ったという。
安いのになぜ1万枚も売れ残ったのか
このハガキは、見れば一目瞭然なのだが、切手部分の下に「誕生釈迦仏立像」の写真が入っている。この写真があるため、本来差し出し人の住所を書くスペースがいつもの半分になっているのだ。
これでは、小さな字で書くか、かなり省略して書かなければならないだろう。
さらに、8日以降は、このハガキを使う場合、10円の切手を貼らなければいけない。ますますこのスペースには字が書けなくなるわけだ。
このハガキが出来上がった時、違和感はなかったのだろうか?
安いから、大丈夫、売れる、と思ったのだろうか?
誰がデザインしたのか?
そんなことを考えながら、郵便局のHPを見に行くと…
オリジナルハガキの参考例があった。
何れも、この場所にポイントとなる絵や写真が入っている。
なるほど…このオリジナルハガキは、郵便局が基本のテンプレートを作っているようだ。PRハガキなのでもともと、この場所に差出人の住所を入れるということは考えていないのかもしれない。
もう、7日は過ぎているわけだし、必然的に10円切手を貼らないと…あれ?12円じゃないよね?…使えない。そうなると、わざわざ買ってくれる人は、今後も、まずいないんではないかと、思うが…。
多賀城市は、今のところ販売は続けているが、お年玉の抽せん日の14日以降は未定らしい。
ところで、今年のお年玉は?
2018(平成 30)年用年賀 お年玉くじ抽せん会は…
日 時:2018 年 1 月 14 日(日)13:00~14:00
会 場:JPタワー ホール&カンファレンス 4 階 ホール 1・2
(東京都千代田区丸の内 2-7-2)
ゲスト:古賀 稔彦(柔道家)、 加藤 綾子(フリーアナウンサー) 、和牛(お笑いタレント)
和牛のライブがあるらしいので、行ってみるのもいいかも!
2018年の【お年玉賞品の内容】
・1 等(下 6 けた)
セレクトギフト(12 万円相当/1 万点以上の商品・旅行・体験プラン等からの選択)
又は現金 10 万円 100 万本に 1 本 (2,599 本)
・2 等(下 4 けた)
ふるさと小包など 1 万本に 1 本 (259,930 本)
・3 等(下 2 けた) お年玉切手シート 100 本に 2 本( 51,986,160 本)
昨年と変わらず…だな。