東京消防庁は来年1月から止血帯「ターニケット」の導入の準備をすすめている。
ターニケットとは、ベルトのようなもので、輪になっている部分に腕や足など負傷した部分を通し、締め上げることで出血を防ぐもの。
テロに備える
今回、東京消防庁が来年導入予定の「ターニケット」という止血帯の使い方講習会を開いたらしい。
テロ事件など、多数のけが人が出た場合に備えるという。
アメリカなどでは、すでにテロ事件で使われた実績があるらしい。
ターニケットとは…
「止血帯」のこと。
本来「ターニケット」と言えば、整形外科手術で使われる止血帯のことだ。血圧計の環状帯(マンシェット)と同じように、出血を押さえたい部分に巻き空気圧で血管を圧迫するもの。
今回東京消防庁の講習会で使われたものは、病院で使う空気を入れるタイプではなく、装着が簡単なベルトに棒付きのタイプだ。ベルトで締めたあと、付いている棒を回転することにより、締め方を加減できる。
さらに…
過去にあったイラク戦争で、負傷した兵士に対して止血帯を使用し搬送した場合と、しない場合での生存率の違いが明らかになり、米軍では全ての兵士に対して止血帯の所持、それを用いた応急処置訓練をおし進めている…とのこと※Amazonの商品説明より
実は、このターニケット、一般人でも、登山、アウトドア、キャンプなどに携帯する人もいるらしい。
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まとめ
考えてみたら、止血以外にも使い途はありそうだ。
この機会に、非常食や薬箱と一緒に携帯しておくのもいいかもしれない。