サザエさんは、高須クリニックがスポンサーになって継続するのか?それともそろそろ止めにするのか?
経営再建中の東芝が、国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサー降板を検討している、というニュースが入ってきた。
「サザエさん」の放送開始が昭和44年。東芝はその時からCM提供してきた。だが経営悪化で合理化を進めていくうえで避けられないということらしい。
それを受けて、巷では、いろいろ話題が出てきた。
サザエさんは、どうなる?
高須クリニックがCM提供する?
今、出ている話の一つとしてあの「高須クリニック」が後継スポンサーになるのではないか?ということ。今回の東芝CM降板報道を受けて高須クリニックの院長がツイッターで「電通とフジテレビにすぐ電話した」と報告していることが話題になった。
その後、どうなったかまでは、書いていない。
サザエさん「打ち切り」を望む声があがっている?
もう一つは「サザエさん」の打ち切リを望む声がある、ということ。
今回の東芝スポンサー撤退の話を聞いて「放送は続いて欲しい」という声があるのは当然のことだろう。だが一方で「放送打ち切りもありではないだろうか」という声もあるというのだ。
サザエさん症候群
実は「サザエさん症候群」というのがあるらしい。
サザエさんが日曜日の夕方放送されることで「日曜が終わる」と憂鬱な気分になるのだという。
(なるほど、とは思うがそれをサザエさんのせいにされてもなぁ)
時代背景が昭和
以前からサザエさんは「時代背景が昭和」「世間とずれている」「時代が合わない」という意見はあったそうだ。
家族形態や、働き方が今と違う、というのだ。
確かにサザエさんが描かれているのは、高度成長期の昭和というイメージが強い。
「昭和の家族像を押し付け、サザエさんがパートに出たかと思えば『子どもが寂しがってる』という理由で辞めるような、ステレオタイプな育児観を撒き散らす。サザエさんの放映はもはや、百害あって一利なし」※認定NPO法人フローレンス駒崎弘樹代表理事のツイッター ライブドアニュースより抜粋
ちょっと過激だが、言いたいことはちょっとわかる気がする。
東芝の合理化
サザエさんのCMは、もともと東芝の商品冷蔵庫や洗濯機などの白物家電を中心に宣伝のためにやっていた。が、現在、東芝の白物家電事業は中国企業に売却しているため、意味がない、という考え方もあってのこと。
それでもスポンサー契約を続けていたのは企業イメージを維持するためだったらしい。
サザエさん降板以外にも、スポーツ関係、病院なども合理化していくことになるらしい。
○東芝のスポーツ部にも影響
ラグビー部(1948年創部)日本選手権6回優勝、野球部(1958年創部)都市対抗大会7回優勝、という名門だが…後援会員の募集は昨年から休止中。
○東芝病院…来年3月売却予定
サザエさんのスポンサー契約、ラグビー、野球の今後の活動など、企業イメージへの影響を考慮して、今後最終判断をするということらしい。
東芝問題
2015年「不正会計問題」 トップの人間も関与した
2016年 「巨額損失問題」アメリカ原発工事の遅れで7125億の損失
これらの影響で、経営が苦しくなったのは言うまでもない。