コンビニのセブンイレブンジャパンと
物流のセイノーホールディングス
(以降セイノーHD)が
お届けサービスの専用会社を設立した。
会社の名前は「GENie(ジーニー)」
このことによりセブンイレブンの
従来のお届サービスがより強化になる。
その内容とは?
セブンイレブンとセイノーHDのサービスが合体!
もとよりセブンイレブンは2000年から「お届サービス」をしていた。
弁当や生鮮食品、店に並ぶ商品など500円以上を買うと無料で届ける「セブンミール」というシステムだ。
セイノーHDも2011年から「買い物弱者」対策をソーシャルビジネスとして「お買い物サービス」を全国展開していた。御用聞き、商品のお届け、見守りなど、結構好評だったらしい。
専用会社「GENie(ジーニー)」の内容
お弁当や、おにぎり、サラダなど、セブンイレブンの商品およそ2,800商品を自宅に届けるサービスを始める。
内容は
・500円以上の買い物で配達料が無料
・商品を配達するのは、おもに「ハーティスト」と呼ばれる女性スタッフ
・御用聞き、見守りサービスも行う
※御用聞き、定期的に得意先をまわり、商品の注文を受けること
今後は、2019年2月末までに3,000店に拡大する予定らしい。
「ハーティスト」について
「ハーティスト」は商品配達人の呼称。
その仕事の内容は…
・担当店舗を拠点とし「お届け車両」を使ってサービスを行う
・商品のお届けの他「御用聞き」「チラシ配布」「見守り活動」などを行う。
ハーティストの運営費用は(当面は一部費用をセブンイレブン本部が負担するが)加盟店が負担することとなる。
セブンイレブンの見守りサービス
日本は今後、少子高齢化が進行し、単身世帯も増加することが予想される高齢先進国である。
その為、見守りサービスの必要性は言うまでもないだろう。
現在、セブンイレブンは、全国約360の自治体と「見守り協定」を締結している。(2017年3月末現在)
見守り協定とは…
高齢者雇用や認知症サポーター養成への協力など、安全・安心な街づくりの推進を目的とした協定のこと。
セブンイレブンの営業中やお届けサービスの中で、市町村などと連携し、高齢者等の見守り活動を実施している。
中央に人が集まり、地方の過疎化が進む。
一人暮らしの老人が増え、誰にも知られず孤独死する人もいる。
そんな中で、企業が先に立って、見守りやお届けというサービスを行うという…
いいニュースだ。